国内で売られているピンバッジのデザインは最近だとキャラクターものや、動物や記号などイラストを用いたものが多く、若い世代のルーズなファッションに合わせたテイストになっています。しかし目を少し海外に移してみると、国内のものとは違うデザインが印象的です。
ファッションの中心となるくらい奇抜な色使いだったり、一方で風景のようなデザインのビンテージものや花など自然植物をモチーフにしたものが目立ちます。それ単独で成立するようなデザインが多く、洋服につけるよりもむしろ部屋に飾っておきたいくらいユニークな一品となっています。もちろんアメリカやヨーロッパといった地域によって特色は異なるのですが、旅行先で旅の思い出として現地のピンバッジを購入するのも一興です。
色々な旅行先でつい集めてしまいます。また、お土産としても意外に喜ばれたりします。部屋で飾る時は、コルクボードなどが入れてある写真立てやフレームを工夫して見せる収納をすると一石二鳥です。また数が少ないうちはそれでいいですが、どうしても小さいものなのでつい買いやすく、気づけばあっという間にコレクションが増えていってしまいます。
その場合、飾りきれないものはファイルに入れて保管する方法をとっています。
一つ一つ傷つかないように、ファイルは細かく仕切られたものの方が安心ですし、できるかぎり緩衝材を詰めて保管するようにしています。どうしても一つ集めると続けて欲しくなってしまうのがピンバッジなので、集めるだけではなく、どう活用するかまで考えるといいでしょう。
私の場合、ストリート系の服装や流行のファッションをあまり着る機会がないため、洋服や帽子につけることはあまりないので、せっかく集めていても宝の持ち腐れになってしまいがちです。けれど、基本私にとってはコレクション目的で買うことが多いので、本来のピンバッジの使用用途は違うかもしれませんが、十分集めることで満足感があります。
ちょっとしたインテリアにもなるところもポイントが高いです。
けれど、デザインが気に入ったものなどは、鞄やポーチにつけたりすることはあります。布製のトートバックを愛用しているのですが、シンプルで無地なものだとしてもピンバッジでずいぶん華やかになりますし、ありふれた鞄の場合人のと間違えることもなくなるので、つけるかつけないかで自分の持ち物だと印象づけることができます。ピンバッジはファッションとしてつけることとコレクションが両立できる数少ないアイテムだと思います。